SFCスピリッツの創造

SFCスピリッツ

こんにちは

SFCスピリッツという慶応大学湘南藤沢キャンパスにおいて行われた授業をまとめていきます。

 

今村久美さん

認定NPO法人カタリバ代表理事

カタリバとは…

  • 学校や家庭以外でも学びの場をつくる
  • 生まれ育った環境や受けた教育による格差をなくす

ということをテーマに様々な形で学び場を提供しているNPO法人

コロナ禍ではカタリバをオンラインで実施、全国のいろんな生徒と繋がり、歌を作り、キズナを深めたらしい。

学生時代や今に至るきっかけ

田舎の友人と自分自身が感じている勉強の楽しさの違いについて考え、格差を減らしていくために2001年にカタリバを作る

最後に

学生だからこそできることをする

迷ったら楽しい道を選び、失敗を恐れず進んでみればいい

渡邊康太郎さん

Takram/コンテクストデザイナー

コンテクストデザイン/コンテクストデザイナーとは…

「企業側の伝えたいことをそのまま伝える」のではなく

作り手による「強い文脈」と

使い手による「弱い文脈」の両立

読み手を書き手に消費者を創作者に変えることを企図する 

 消費者が使っていて消費者それぞれのものがたりが生まれるようなものを作る

学生時代や今に至るきっかけ

渡邊さんは

「強い意志」×「必然」

で今に至ったわけではなく、

「弱い意志」×「偶然」

で今に至る

常に思考を続け、なんとなくや偶然の積み重ねが今の自分

最後に

コロナだからこその新しい視点、常識を疑うことが大事

メジャーなものでも、着眼点を少し変えるだけでも新しい発見、チャンスに出会える

zoom授業によって通学時間や、友達との会話の時間、隙間時間が無くなったように、デジタル化社会において、名前のない時間は失われていく

しかし、その名前のない時間がとても大事

閑歳孝子さん

株式会社Zaim代表取締役

お金と幸福の関係とは…

  • お金の使い方によって、人生の選択肢は大きく変わる
  • その選択肢を、私たちのサービスを通して広げたい
  • 結果として本人が自身の可能性を発見し、行動に移せるようにする
  • そうした主体的な選択が自己肯定感・幸福を生む

お金の使い方で人生の選択肢が変わり、そこで自分で行動することで幸福に繋がる

学生時代や今に至るきっかけ

学生時代は学費は教育ローン・お小遣いなし・交通費も自腹だった。

お金はすべての人に関わりがある。

最後に

自分自身が夢中になれて、お金になることを考える

夢中なものがある人はそれも大事に

見つからなくても自暴自棄にならずに

千葉功太郎さん

Drone Fund代表

New Normalな世界とは…

With Coronaの世界 もうコロナ前には戻れない

例えば

 リモート化

 都市部の人口密度の低下、および開疎化

 仕事と家事育児の境目があいまいに

空にはドローンやエアモビリティが飛び交う世界になるかも

最後に

終わりのない旅を生きる

未来を常に妄想し、客観的に考え、その未来から逆算し、時間を投資する

柳澤大輔さん

面白法人カヤック代表取締役

面白法人とは…

「失敗するなら最速で」
 
  1. まずは、自分たちが面白がろう
  2. 周囲からも面白い人と言われよう
  3. 誰かの人生を面白くしよう

様々なことに主体的にかかわり、そして誰よりも楽しむ

学生時代や今に至るきっかけ

学生時代は何もしていなかった
同級生と企業を約束し、卒業
その後再結成

最後に

若いうちに
筋トレ、そして脳のトレーニングとその習慣づけが大切

門松貴さん

「つくる」ために「こわす」とは…

政治・行政分野の言葉で言えば、
「創造」のための「改革」
できること、努力すべきことを理解し、関連情報しっかりと調べ、論理的に解決策を探っていく
そうすると新しいものを生む出すために壊すべきものが見えてきて、成果のも出始める

学生時代や今に至るきっかけ

SFC一期生で文転、理転を繰り返した。文系理系の壁を壊したい

最後に

自分から問題意識を持ち、論理的に学ぶことが将来に繋がる

松尾卓哉さん

株式会社17創業者
 

17とは…

広告会社でイチナナライブというアプリがある
 

学生時代や今に至るきっかけ

電通に電話をして「電通に入るためにはどうすればいいのか」を聞いたらたくさんの経験をしなさいと言われた。

お金もなかったので奨学金制度を使いつつ12種類のアルバイトをした

アルバイトで学んだこと

人に見えないところでも誠実に

お金の話は事前にしっかりと

お金の使い方は卑しくならないように

孤独な仕事、過酷な仕事がある

家具はメジャーで測ってから買う

最後に

先祖に感謝を
不安な時期にも焦らず自分のペースが大事

江渡浩一郎さん

産業技術総合研究所主任研究員/メディアアーティスト

何をしているか…

ニコニコ学会の設立
インターネットを使った共同創作環境。プロアマ関係なく成果を発表できる
 

学生時代や今に至るきっかけ

小中高とパソコン通信にはまり、大学生ではSFCのwebサイトを構築、ゲーム制作などをしていた

最後に

  1. 自分なりのテーマを見つける
  2. 仲間を見つける
  3. 大学の外に活動の場を見つける

平尾丈さん

株式会社じげん代表取締役執行役員CEO

起業について…

起業家に必要なもの
  • リーダーシップ
  • 当事者意識
  • 圧倒的なエネルギー量
起業家に必要なマインド
  1. パターン認識
  2. メタ認知能力
行うこと
将来を描く
必要なスキルを習得
行動に移す
将来を描く(繰り返す)

学生時代や今に至るきっかけ

学生生活ではインプット、アウトプットを常に心がけた
学生時代に二度起業

最後に

とにかく「一歩」踏み出そう!
たくさん行動してたくさん失敗して前に進んでいこう

小林正忠さん

株式会社楽天創業者

楽天について…

さまざまな事件の結果
  • とりあえずやる
  • 挑戦しなければなにも始まらない
  • 批判の多くは挑戦しない人の声
長続きの果てに古くなっても使われるような新しいものを作る

学生時代や今に至るきっかけ

  • 七夕祭
  • 体育祭
  • 夜の学校
  • 24時間キャンパスを考える会
  • キャンパスライフ満足度調査
など
生活のすべてをSFCにささげてきた

最後に…

チャンスは平等にある
自分のしたいことを曲げずに行動する
その結果
が身につく

駒崎弘樹さん

認定NPO法人フローレンス代表理事

フローランスとは…

保育の問題に取り組む団体
一時間いくらでは成り立たないため、保険のような形式で行う
病児保育が新しい事業として認知された

学生時代や今に至るきっかけ

初めは物書きになりたかったが才能がなく、何をしたいのかわかっていなかった。
ベビーシッターの母親にこどもの病気のせいで仕事を辞めざるを得ない母親がいると聞いた

最後に

みんなが社会を変えられる
新しい当たり前を作れる
初めてのことを生み出し、新しい当たり前を作る
社会をアップデートしていく
 
以上です
講演してくださった方々に感謝申し上げます。
 

簡単な感想

僕にとって
学生だからこそできることはたくさんの人に迷惑をかけ、間違いを犯し、たくさんの人に教えてもらえる
ということだと授業を通して感じました。
僕ももっと挑戦的にアクティブに他人を巻き込んでいくようなことをしていこうと思います。